やー、まちかんてぃーそーんど
——ずっとあなたを待っていたよ。
単語帳ではありません。おじーが泡盛を薬だと言い張り、ヤギが洗濯物を食べる。その例文で覚えます。
このアプリの例文には、
必ずなかま14人の誰かが出てきます。
面白い例文がときどき混ざっているのではなく、全部がそうなっている。そこがこのアプリの中身です。
見出し語は必ず例文の中にそのまま出てきます。穴埋め問題は、ここから作られます。
なんくるないさ
ナンクルナイサ
なんとかなるさ
ひーじゃーが洗濯物を1枚食べた。おばーは「なんくるないさ」と言って、もう1枚干した。
ヤギが洗濯物を1枚食べた。おばあちゃんは「なんとかなるさ」と言って、もう1枚干した。
てーげー
テーゲー
適当/おおざっぱ
おじーがてーげーに置いたシーサーは、2匹とも隣の家を守っている。10年気づかれていない。
おじいちゃんが適当に置いたシーサーは、2匹とも隣の家を守っている。10年気づかれていない。
でーじ
デージ
とても/大変
さきじょーぐーが「今日はでーじ飲んでない」と言った。でーじ飲んでいた。
飲んべえが「今日はすごく飲んでない」と言った。すごく飲んでいた。
かめー
カメー
食べなさい
おばーの「かめー」は3杯目までは勧誘、4杯目からは命令である。ないちゃーは今5杯目にいる。
おばあちゃんの「食べなさい」は3杯目までは勧誘、4杯目からは命令である。移住者は今5杯目にいる。
ゆんたく
ユンタク
おしゃべり
おばー4人のゆんたくは3時間続いた。議題は「今日は暑いね」だけだった。
おばあちゃん4人のおしゃべりは3時間続いた。議題は「今日は暑いね」だけだった。
はいさい
ハイサイ
こんにちは(男性が使う)
おじーが「はいさい」と言うと、ゆたは黙って頭を下げた。おじーはそのあと10分、一人で喋っていた。
おじいちゃんが「こんにちは」と言うと、ユタは黙って頭を下げた。おじいちゃんはそのあと10分、一人で喋っていた。
同じ語でも、聞かれかたが変わります。1回10問。答えるたびに琉球音階の音が返り、間違えた語ほど次からよく出ます。
いみあて
「なんくるないさ」ってどういう意味?
あなうめ
◯◯◯ に入るのは?
ひーじゃーが洗濯物を1枚食べた。おばーは「◯◯◯」と言って、もう1枚干した。
ぎゃくびき
「とても/大変」は、うちなーぐちで?
選択肢は同じカテゴリの語から作ります。似た語がまぎれるので、なんとなくでは当たりません。
横にスクロールできます。





例文に出てくるのは、この14人(と、人でないもの)だけです。顔にさわると表情が変わります。
おじー91歳・ゲートボール現役
朝5時に起きて誰よりも早くグラウンドに着き、誰よりも早く帰る。泡盛は「くすい(薬)」だと言い張っており、家族はもう訂正していない。話は3周してから終わる。3周目が一番おもしろい。
「わんがわかいころーなー」
おばー89歳・この島の実権
おじーより歩くのが速い。台風の日に畑を見に行こうとして、毎回3人がかりで止められる。家に来た人間を手ぶらで帰したことが一度もない。断ると増える。
「かめーかめー」
わらばー小学4年生
おばーの言うことの7割が聞き取れない。聞き返すと3倍の速さで返ってくるので、最近はうなずくことを覚えた。将来の夢はシーサーの飼育員。飼育対象がいないことはまだ知らない。
「なにそれ、どういう意味?」
さきじょーぐー飲んだくれ・名言製造機
昼から泡盛。人生観を語らせると誰よりも深いことを言うが、翌日は一切覚えていない。おかげで同じ名言を年に4回聞ける。本人は毎回はじめて言ったつもりでいる。
「まー、じょーとーさ」
ないちゃー移住4か月・うちなーぐち修行中
本土から移住してきた。うちなーぐちを覚えようとしているが、イントネーションが毎回おしい。おばーには「まだ4か月やっさ」と言われ続けている。つまりあなたのことでもある。
「えっと……にふぇー、でーびる?」
アメリカー基地の街の常連
生まれも育ちもこの島。日本語と英語とうちなーぐちが一つの文に同居する。「Oh、でーじ awesome やっさ」で全部が通じてしまう。タコライスの正しい食べ方について強い意見がある。
「でーじ nice やっさ」
シーサー屋根の上・勤続300年
石なので喋らないことになっている。実際は喋る。聞いたと言う人はこの300年で11人いるが、全員が「気のせいだろう」と言われて終わっている。台風のあと位置がずれていることがある。理由は誰も追及しない。
「わんが見とーん。300年、見とーん。」
ひーじゃー隣の家のヤギ
年に3回脱走する。動機は毎回「草」だが、実際に食べるのは干してある洗濯物である。おじーの帽子を2回食べた。3回目は未遂に終わり、以来おじーは帽子を室内でかぶっている。
「めぇ。……それ、食べていい?」
まやー港の猫・魚屋前担当
魚屋の前に正社員のような顔で座っている。勤務時間は朝6時から昼まで。午後は不明。魚屋の主人は「うちの猫ではない」と言い張るが、名前を呼ぶと返事をする。
「にゃー。うちなーぐちでも、にゃー。」
まじむん夜道に出るなにか
夜、道の先に白いものが動いていたらこれ。ただし正体を確認しに行った人の証言によると、9割はレジ袋である。残りの1割は確認しに行っていないので不明のままになっている。まっすぐにしか進めないので、ひんぷんのある家には入れたためしがない。丁字路の石敢當も同じ理由で苦手にしており、島の角をほぼ全部よけて歩いている。昼は出ないことになっているが、出ないと決まったわけでもない。
「ばさ、ばさ。……はいさい。」
きじむなーガジュマルの精
赤い髪でガジュマルの木に住んでいる。仲良くなると漁を手伝ってくれるが、魚は目玉しか食べない。残りは全部くれる。気を悪くさせると一族ごと引っ越されるので、木は切らないほうがいい。苦手なものは3つあって、たこと、屁と、熱い鍋の蓋である。借りたものは必ず返しに来る。返しに来るのが夜中の2時なので、最近は貸さないことにしている家が4軒ある。
「めだま、ちょうだい」
ゆた相談を受ける人・予約は3か月先
個人の悩みを聞いて、吉凶を見る。予約は3か月先まで埋まっている。聞いたことは誰にも言わない。島では「医者半分ゆた半分」と言われ、実際に来る人の半分は体の話をして帰っていく。こちらから声をかけることはない。向こうから来るのを待っている。
「まずは、座りなさい。」
とぅるばやーぼんやりしている人・返事まで3秒
話しかけられてから返事をするまでに3秒かかる。その3秒のあいだに話は2つ先へ進んでいる。名前を呼ばれると、まず自分ではないほうを見る。バスは今年2回乗り過ごしたが、本人は1回だと思っている。呼ばれていないときにだけ返事をする。
「……え、いま、わんに言った?」
でぃきやー中3・学年1位・対策担当
学年で1位を6回続けている。試験の前は範囲を3周する。3周目で力尽きるので、いちばん出るところがいつも残る。台風の前に家じゅうの窓を目張りして、開いていた1か所から水が入った。計算はいつも合っている。前提だけが違う。
「それ、計算してあるから。」
点数ではなく「どのくらい島に馴染んだか」で上がります。最終形が人間でないのは仕様です。
ないちゃー 1日目
「はいさい」だけで一日を乗り切っている。
ないちゃー 2週間目
聞き取れないところは全部「だからよー」で返している。バレていない。
ないちゃー 3か月目
発音がおしい。おしいまま3か月たった。
わらばー並み
言われたことは分かる。返せない。うなずく速度だけが上がった。
港のまやー級
名前を呼ばれたら返事ができる。まだ何も喋っていない。
ひーじゃー級
島に馴染んだ。ただし食べ物の話しか聞き取れない。
さきじょーぐー級
酔うとうちなーぐちが出る。素面では出ない。
とぅるばやー級
呼ばれてから返事まで3秒かかる。返事は合っている。
アメリカー級
一つの文に3つの言語が同居しはじめた。なぜか通じている。
わらばーの先生
わらばーに意味を聞かれて答えられた。まだ1回だけ。
きじむなー級
ガジュマルの下で話しかけられるようになった。相手は見えない。
まじむん級
夜道で白いものとすれ違い、あいさつを返した。返事もあった。
おじー見習い
話が2周し始めた。3周目に入れば一人前。
おじー級
3周目に入った。もう誰も止めない。
おばー見習い
人に会うと何か持たせたくなる。まだ断られている。
おばー級
断られると増やすようになった。完成である。
シーサー
もう喋る必要がない。屋根の上でいい。
勤続300年
台風のあと少しずれた。誰も直さない。
海を向いた
ずれ続けて、とうとう正面が海になった。眺めはいい。
屋根のまやー
猫が隣で寝るようになった。どかす手がない。
ゆたに見てもらった
「これは古いものだねぇ」と言われた。指されたのは、こちらだった。
きじむなーの聞き役
夜ごと登ってきて喋っていく。相槌は打てない。
おばーの供え物つき
毎朝なにか置かれる。食べられないことは伝わっていない。
島の景色
誰もこちらを見なくなった。景色とはそういうものである。
独立した2つ以上の資料が一致した語だけを載せています。1つの資料にしか出てこない語、根拠のあやしい語は入れていません。ふざけているのは例文とまめちしきだけです。
間違えた回数で重みをつけているので、覚えていない語から逃げられません。1つの語に例文が3本ずつあるので、同じ語でも出るたび話が違います。
点数ではなく「どのくらい島に馴染んだか」で上がります。「ないちゃー 1日目」から始まります。最終形が人間でないのは仕様です。
アクセス解析なし、アカウント登録なし、課金なし。学習の記録はこの端末の中にだけ保存され、開発者を含め誰にも送信されず、広告にも使われません。
ほぼ同じものを指します。「しまくとぅば」は島の言葉という意味で、沖縄県が普及の呼びかけに使っている呼び方です。このアプリは、そのうち那覇・中南部でよく聞かれる語を中心に集めています。
違います。宮古・八重山まで含めると、別の言語といえるほど差があります。このアプリが載せているのは沖縄本島でよく使われる語で、地域や世代で言い方が変わる語は、まめちしきにその旨を書いています。
意味と読みはふざけていません。学習アプリなので、そこが嘘だと全部が崩れるからです。独立した2つ以上の資料が一致した語だけを載せています。ふざけているのは例文とまめちしきだけです。
無料です。アプリ内課金はありません。続けていくための広告が画面の下に出ます。
出ません。記録は端末の中だけに保存され、開発者を含め誰にも送信されず、広告にも使われません。アクセス解析は入れていません。アカウント登録も不要です。広告の配信のために Google が IP アドレスや広告識別子を受け取りますが、学習の記録はそこに含まれません。くわしくはプライバシーポリシーに書いています。
あります。ふだん耳では知っていても、意味を聞かれると答えられない語が入っています。図鑑ではカテゴリとレベル別に全1882語を見られるので、知らない語だけを探すこともできます。